中小企業のIT投資を「意味のあるもの」にする2つのステップ

投資
IOT Naviの前田
こんにちは!全国の中小企業の業務をIT・IoTで安全快適にするお手伝いをしています、IOT Navi®の前田です。

この記事では、中小企業が「意味のあるIT投資」をするためのコツを、通信コンサルタントの立場からお伝えしていきます!

 

国を挙げて中小企業のIT活用が推されていますが、果たして本当に経営にプラスをもたらすのか?疑問を感じる方もいるでしょう。

詳しい人材がいないことも多い中小企業では、ITの導入効果を具体的にイメージできない現状があります。

 

そこでこの記事では、

  • 「IT投資」の具体例
  • IT投資をおこなった中小企業とおこなわなかった中小企業の業績データ
  • 中小企業が意味のあるIT投資をおこなうためのコツ(2ステップ)

を詳しく解説していきます。

 

あなたの会社に必要なITとは何なのか?照らし合わせながら読んでいってください。

 

 

 

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IT投資とは具体的にどんなことを指すのか?

it

IT投資の中には、さまざまな項目が含まれています。

具体的には、次に記すようなモノやサービスへお金を投入することを「IT投資」と言います。

 

ハードウェアへの投資

パソコンやサーバー、ルーター、スマホ・タブレットなどの携帯端末の新規購入や買い換え、リースなどにかかる費用

 

ソフトウェアへの投資

業務効率化を促進する基幹システムの導入や、システム運用のコンサルティングなどにかかる費用

 

ITサービスへの投資

情報共有ツールデータ管理ツールなど、業務効率化や自動化を促進するクラウドサービスの利用などにかかる費用

 

情報セキュリティ対策への投資

アンチウイルスソフトの導入、社内ネットワークへの不正アクセス防止対策、外部講師を招いた情報セキュリティ研修など、情報漏洩事故を未然に防ぐために必要なモノへの費用

 

その他の投資

ホームページ制作や運用、通信回線の使用、各通信機器の保守をする人材の人件費などにかかる費用

 

目新しい技術や大がかりな設備を導入することだけがIT投資ではありません。

 

例えば、顧客名簿がエクセルなどの電子データとして社内に保管されているのなら、それを外部から不正に盗まれないように機器や回線のセキュリティを強化することもIT投資です。

オフィスで使っているパソコンが古くフリーズしてしまうことが増えてきたから、良い性能のものに変えるのもIT投資です。

 

 

ムリに特別なことをする必要はありません。

時代の変化に合わせて、オフィスの業務レベルに合わせて、最も作業が捗るように通信機器周りの環境を整えていくだけでも費用対効果は十分得られます。

 

データ処理時間の短縮による労働生産性の向上や、従業員の負担軽減、スムーズな情報伝達による顧客対応力のアップなど、得られる効果のカタチはさまざまです。

それらがすべて先の利益向上につながっていきます。

 

IOT Naviの前田
最近ではとくに、社内の通信機器のハッキングや不正侵入など、顧客名簿や営業データを狙った犯罪が多発し、企業が損害賠償責任を負うことも珍しくありません。

ネットワークにつながったパソコンがオフィスに1台でもあれば、回線や機器のセキュリティ強化するためのIT投資は必須の時代です!

 

ITに投資したか否か?で中小企業の利益には差が出ている

本当に利益が出るのかどうか分からないものに投資をするのは勇気がいることです。

とくにITを今まで重視してこなかった中小企業が舵を切る際には、慎重にならざるを得ないでしょう。

 

そこで参考として、経済産業省が発表した「IT投資と企業の業績、利益に関するデータ」を見てみましょう。

まずは、ITに投資した中小企業と投資しなかった中小企業の経常利益率の推移を表したグラフです。

IT投資企業と非投資企業の経常利益の推移

※経済産業省「中小企業におけるITの利活用」より

 

ITに投資をした中小企業の方が、利益率の伸びの傾きが大きくなっていることが分かります。

 

基準地点(2010年)からスタートして短期間では、目に見えた結果の差は微々たるものかもしれません。

しかし月日が経つにつれ、徐々に利益率に差が開いているのが分かります。

 

ITに投資したリソースはすぐに元が取れるわけではありませんが、長期的に見ると利益向上に効果をもたらすことを示しています。

 

 

次に、業種別で見ていきましょう。

IT投資・非投資企業の業種別業績

 

どの業種も、ITに投資しているグループの方が業績が伸びています。

 

具体的には、財務・会計、人事・給与、販売(販売管理)、仕入れ・調達など、台帳の処理が多く発生する業務にITを投入することで、業務効率化を叶えている傾向が強いです。

IT投入業務

 

ITで事務処理の効率化ができたことにより、時間の余裕が生まれ、より利益に直結する仕事に力を注げるようになるのです。

 

 

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IT化に踏み切れない中小企業が抱える2つの大きな問題とは?

中小企業の経営者

多くの中小企業では、IT化が将来の利益につながるとうすうす感づいていることでしょう。

それでも投資を決定できない背景には、主に2つの理由があります。

 

①ITに詳しい人材がいない

社内にIT専門の人材がいない、IT導入について適切なアドバイスができる人材がいない、だから導入したとしても使いこなせないかもしれない・・・。

専門知識を持つ人が周りにいないことで、ITを導入したとしてもコストだけかかって宝の持ち腐れになる可能性があることを危惧しています。

②具体的な導入効果がイメージできない

ITに詳しい人材がいないことには、社内のどんな業務がITによって効率化されるのか分かりません。

具体的な導入メリットがはっきり見えないうちは、IT投資の必要性を感じられないでしょう。

 

つまり、IT化に踏み切れない中小企業の理由は「ITはよく分からない」にまとめられます。

誰も詳しくない、どんな業務にどのくらいの効果があるのか分からない、そもそも社内の業務のボトルネックも明確になっていない。

 

「IT」という抽象化された言葉が、自社の業務に活用するイメージへ具体化されるまでは、投資の意味を問う声が上がることでしょう。

 

 

中小企業が意味のあるIT投資をするためコツ

投資

これからIT化を進めていこうと検討している中小企業の方に向けて、きちんとリターンとして返ってくる「意味のあるIT投資」をするためのコツをお伝えしようと思います。

難しいようでいて、実はシンプルです。

 

それは、

【STEP1】

信頼できるIT専門家と協力して、自社の業務のボトルネック(ITで解決できる隠れた業務停滞ポイント)を見つける

↓↓↓

【STEP2】

見つけたボトルネックについて、”できることから”ITを投入して改善していく

の2ステップです。

 

一見何も問題のないように見えても、調査してみたらネットワーク回線のセキュリティが甘く、情報漏洩のリスクが高い中小企業は多いです。

各通信機器の契約内容が複雑に入り組んでいて、余計なコストがかかっている中小企業も多いです。

毎月当たり前のように何十時間もかけているデータ入力作業が、ITツールを投入することで数時間に縮まった中小企業もたくさんあります。

 

社内にいる人間では気付かない「隠れた業務停滞ポイント」を見つけられるIT専門家とタッグを組むことは、意味のあるIT投資をするために必要不可欠になってきます。

ITによって解決できる自社の課題を、まずは最初に「見える化」するのです。

 

 

課題が明確になったら初めて、何から投資していけばいいのか順序を考えていきます。

 

とくに優先するといいのは、企業の情報資産を守って損害賠償リスクを減らす「セキュリティ対策の強化」と、社内の通信機器をストレスなく使える状態にする「ネットワーク環境の最適化」です。

 

この2つに手を付けるだけでも、社内の重要データを安全にスムーズに扱えるようになるので、相当なメリットを享受できるはずです。

 

 

さらなる業務効率化に発展させるなら、毎月のコストが比較的安価で済むクラウドサービスへの投資を検討するといいでしょう。

 

クラウドサービスとは、オンライン上で利用できる機能の総称です。

【クラウドサービスの例】

 

ITによって解決できる自社の課題を最初に明らかにしていれば、数あるクラウドサービスの比較検討もしやすくなります。

 

このように、「問題の見える化」→「”できることから”IT化」の順序で進めていけば、あなたの会社に必要な機器やサービスだけを取り入れることができます。

 

感覚的にも、ITに対して「導入効果がよく分からない投機」から「意味のある投資」に変化していくはずです。

 

 

まとめ

ビジネスの成功

大企業に比べて中小企業のIT投資は、慎重になる傾向があります。

ですが、投資に踏み切った企業の多くは業績アップにつながっています。

 

IT投資を疑問視する中小企業の多くは「日々のルーティンワークの中に潜んでいる業務停滞ポイント」が明確になっていないことが特徴です。

 

それは通信回線のセキュリティ面かもしれないですし、使っているパソコンのスペックかもしれません。

必ず「ITを適切に使えばもっと経営にプラスになるのに・・・」という点は存在します。

 

そんな「隠れた業務停滞ポイント」を、まずはIT専門家と協力して見つけていきましょう。

改善が見込めるところに絞ってITを投入していけば、それは意味のある投資になるはずです。

 


 

 

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