フリーWiFiを設置するメリットとデメリット、選び方、導入手順を紹介します!

フリーWiFiを設置するメリットとデメリット、選び方、導入手順などを紹介

最近、フリーWiFiが設置されている飲食店やホテル、交通機関や施設などが増えてきました。

「それなら、うちの店舗にもフリーWiFiを設置したい!」

そう思う経営者の方も少なくはないでしょう。

しかし

「フリーWiFiを設置するにはどんな費用がかかるの?」
「フリーWiFiを設置するメリットとデメリットは?」
「フリーWiFiって何に注意して選んだらいいのか?」

フリーWiFiを設置するためには何から始めればいいのか不安になるでしょう。

本記事では、フリーWiFiを設置するメリットデメリットやフリーWiFiの選び方、導入手順などを紹介します。

自分の店舗に合ったフリーWiFiを設置できるよう、参考になれば幸いです。

 

 

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フリーWiFiとは

フリーWiFiとは

フリーWiFiとは「無線LANの電波を開放して誰でも無料でインターネットを利用できるサービスの事フリーWiFiとは、無線LANの電波を開放して誰でも無料でインターネットを利用できるサービスのことを言います。

ここ数年でフリーWiFiを利用できる場所が一気に増えました。

飲食店やホテル、交通機関や施設など多くの場所で「WiFiストップ」とか「公衆WiFi」とか、フリーWiFiの案内ステッカーを見かけるようになり、フリーWiFiを利用できるのが当たり前のように日常化しています。

店舗にフリーWiFiがあるかないかで集客への影響や売上拡大が見込めると言っても過言ではないでしょう。

 

フリーWiFiを設置するメリット

フリーWiFiを設置するメリット

店舗にフリーWiFiを設置すると、集客や売り上げ拡大が見込めるだけでなく、店舗と顧客の双方にとって次の3つのメリットがあります。

【フリーWiFiを設置するメリット】

  • 集客効果が期待できる
  • 顧客が快適に過ごせる
  • 災害時の安心感

それでは、フリーWiFiを設置するメリットについてみていきましょう。

集客効果が期待できる

フリーWiFiを設置するメリットの1つ目は「集客効果が期待できる」です。

今やスマートフォンの利用者は、83.4%(※1)となりました。
メールやSNS、アプリなどスマホを利用する頻度が上がり、インターネット利用時間は全世代で平日168.4分休日174.9分(※2)利用しているとも言われています。
家のWiFiであれば通信制限などを気にせず利用できますが、外出先では「ギガ減るのが気になる」と言う方も多いのではないでしょうか?

外出先でフリーWiFiがある店舗があれば、ギガを気にせずインターネット環境で快適に過ごせるため、おのずと利用頻度が増え集客効果が期待できます。

※1【出典】総務省「令和2年版情報通信白書」情報通信機器の保有状況
※2【出典】総務省情報通信政策研究所「令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>」

顧客が快適に過ごせる

フリーWiFiを設置するメリットの2つ目は「顧客が快適に過ごせる」です。

店舗にフリーWiFiがあると、顧客は友人との待ち合わせや、飲み物や料理が提供されるまでの待ち時間を気にせず待つことができます。
待つという行為はストレスを感じるものです。

そんな待ち時間に通信速度や通信料など気にせずインターネットを楽しみながら待ち時間を過ごすことができれば「この店はWiFi環境が充実している」という満足度につながります。

災害時の安心感

フリーWiFiを設置するメリットの3つ目は「災害時の安心感」です。

最近では店舗の中だけでなく、屋外テラスや駐車場でもフリーWiFiが利用できる場所が増えてきました。
店舗の中だけでなく屋外テラスや駐車場でもフリーWiFiが利用可能ということは、集客効果や売上拡大を見込めるメリットでもありますが、万一の災害時には顧客を屋外に避難させても、みんながギガを気にせず家族と連絡を取ることが可能です。

屋外テラスや駐車場のフリーWiFiは避難者にとって安心につながります。

 

 

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フリーWiFiを設置するデメリット

フリーWiFiを設置するデメリット

フリーWiFiを設置すると、集客効果や売上拡大が見込めるだけでなく、顧客が快適に過ごせて、災害時の安心感と言うメリットを紹介しました。

フリーWiFiを設置するメリットを踏まえて、今からフリーWiFiを設置するデメリットも2つ紹介いたします。

【フリーWiFiを設置するデメリット】

  • 導入コストがかかる
  • フリーWiFiを目的とした顧客が増える

それでは、フリーWiFiを設置するデメリットについてみていきましょう。

導入コストがかかる

フリーWiFiを設置するデメリットの1つ目は「導入コストがかかる」です。

フリーWiFiを設置すると導入コストがかかります。一般的に初期費用や月額料金、違約金などを事前確認して自社に合ったものを選ぶと良いでしょう。
またフリーWiFiをレンタルするのか購入するのか、インターネット回線料金込みなのか別途料金なのかなどキャンペーン期間も含めてあらかじめ確認しておくことで後々のトラブルを回避できます。

フリーWiFiを目的とした顧客が増える

フリーWiFiを設置するデメリットの2つ目は「フリーWiFiを目的とした顧客が増える」です。

コーヒー1杯で2〜3時間、下手すると1日中店舗で過ごしてしまうというフリーWiFiを目的とした顧客が増える可能性があります。
店舗にとって集客は大切ですが、回転率や客単価も同様に大切です。
何より純粋に店舗を利用したいと来店してくださる顧客に席がないと言う理由でお断りしなくてはならないことになりかねません。

健全な店舗運営のためにも対策を考える必要があります。

 

フリーWiFiはどう選ぶ?気にするべきポイント

フリーWiFiはどう選ぶ?気にするべきポイント

フリーWiFiを設置したいけど、できるだけコストを抑えたいと誰もが思うことです。

どんな商品でも安ければ安いだけのサービスしかありませんし、高ければ高いほど良いサービスが得られるかもしれませんがそこまで求めていないと言うこともあり得ます。

フリーWiFiを選ぶときは、次の4つの項目を金するべきポイントとして自分の店舗に合ったフリーWiFiを選ぶようにしましょう。

【フリーWiFiを選ぶときのポイント】

  • 導入コスト
  • セキュリティ
  • 通信速度
  • 同時接続台数

導入コスト

フリーWiFiをセットするときに1番気になるのは導入コストです。導入コストは月額料金だけではありません。
初期費用がかかる場合もありますし、万一店舗に適したフリーWiFiでなかったとか諸事情で解約が必要になったとかで解約する場合には、契約の残月数に応じた解約金など解約にかかる費用もチェックしておく必要があります。

セキュリティ

フリーWiFiに接続するには、何もせず接続できる方法とSS IDとパスワードを入れて接続できる方法と2つあります。
何もせずに接続できると言う事は便利な反面、セキュリティ上のリスクが高いともいえます。
例えば、顧客がフリーWiFiの環境の中でクレジットで買い物したことにより、情報漏洩や改ざん等の危険がないとは言い切れないということになります。
セキュリティ対策をしっかり考慮してフリーWiFiを選ぶようにしましょう。

通信速度

店舗でフリーWiFiを利用する時、通信速度が悪いと顧客の不満を生み出し、集客効果を期待したい店舗にとって逆効果になります。
各通信会社が公表しているフリーWiFiの通信速度は理論値であり、実際はそこまでの速度は出ないと思った方が良いでしょう。
車外車が公表している燃費と同じようなものです。車は試乗できますがフリーWiFiはそうはいきません。
自分の店舗と似たような構造でフリーWiFiを利用している店舗に行き、通信速度を体感してみると言う実地調査をしてみるのも良いでしょう。

同時接続台数

フリーWiFiは同時に接続できる台数が決まっています。店舗内の顧客は常に同じ人数ではなく、お昼時にピークを迎えたりするなど時間帯によって同時に接続する台数が変わります。
同時接続台数のキャパを超えると、通信速度が遅くなったりつながりにくくなったりするため、顧客の不満を生み出すことになります。
同時接続台数については、店舗の規模に合わせて通信会社とよく相談して決めましょう。

 

フリーWiFiを設置するための5つの手順

フリーWiFiを設置するための5つの手順

フリーWiFiのメリットデメリットやどこに注目して選ぶといいかがわかったところで、フリーWiFiを設置するための手順について、一般的な流れをお伝えします。

①自社にあった通信会社のサービスを検討

フリーWiFiのメリットデメリットや選ぶポイントを理解し、自分の店舗の状況と各通信会社のサービス内容を検討し、自分の店舗に合う通信会社を選択する。

②WiFiを設置するためのお申し込み

店舗に合う通信会社を選択したら、まずメールや電話で問い合わせてみましょう。
いつまでにフリーWiFiが使えるようになりたいのかをしっかり伝え、そこに向けての段取りやアフターフォローはしっかりしてもらえるかなど確認しておきましょう。

③初期費用や月額料金、解約金の有無を再確認

通信会社に問い合わせをした際に、事前に調べた初期費用や月額料金、解約金の有無を再確認します。
チラシやネット上に掲載されている情報をみて下調べしたものの、実際に聞いてみると、キャンペーンやサービス期間が終了していたり、料金体制が変更していたりと変わっている可能性があるためです。

④WiFiを設置する契約

最終確認をし、WiFi設置の内容や流れに問題ないと理解してから契約します。

⑤WiFiの設置工事

WiFiの契約を結ぶと設置工事が必要になります。
自分でする場合は、通信会社からWiFi設置に必要なものを送ってもらって、WiFi設置を自分でします。
通信会社を通じて業者に依頼する場合は、費用はかかりますが、WiFi設置工事をすべてしてもらえます。

 

まとめ

まとめ

「うちの店舗にもフリーWiFiを設置したい!」という経営者の方のために、フリーWiFiを設置するメリットデメリットやフリーWiFiの選び方、おすすめのフリーWiFiを紹介します。

【フリーWiFiを設置するメリット】

  • 集客効果が期待できる
  • 顧客が快適に過ごせる
  • 災害時の安心感
【フリーWiFiを設置するデメリット】

  • 導入コストがかかる
  • フリーWiFiを目的とした顧客が増える
【フリーWiFiを選ぶときのポイント】

  • 導入コスト
  • セキュリティ
  • 通信速度
  • 同時接続台数

フリーWiFiを設置するメリットデメリットやフリーWiFiを選ぶときのポイントだけでなく、IOTNaviおすすめのフリーWiFiを参考にして、自分の店舗に合ったフリーWiFiを設置できるようにしましょう。

 


 

 

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